「2015年1月」のブログ記事

札幌の税理士ブログ 一流ビジネスマンの生活習慣  ...仕事は義務か?天職か?

ある著名な大リーガーの専属トレーナーを長年務めた名コーチに、話を聴く機会がありました。
一流選手と二流選手、そして、三流選手の違いについて教えてもらいました。

・三流選手は、練習中も練習をやり過ごしています。
 練習後は、当然野球のことを忘れて気楽に生きています。
・二流選手は、練習には全力で取り組んでいます。
 ただ、練習後は、あまり野球のことを考えずに過ごしています。
・一流選手は、練習後のオフも、ずっと野球のことを考えながら
 生きています。
 そして、野球を考えることを楽しんでいます。
・二流選手と三流選手は、オフを本当の休暇だと捉えています。
・一流選手は、オフを次のシーズンに備えるための期間、休みを
 次の試合に備えるための時間と捉えています。
・二流選手と三流選手は、(多分)野球を食うための糧、義務と
 捉えているように感じました。
・一流選手は、野球が天職であり、自分に与えられた使命だと考
 えているように思いました。

最後に、『活躍の度合いは、もちろん持ち合わせた素質の差によるところも小さくないですが、上記のような考え方の差でも大きく変わります。晩成型の選手は、考え方がしっかりしています。他のスポーツも同じではないでしょうか?』と締めくくられました。


野球選手の一流と二流、そして三流は、そのままビジネスの世界にも当てはまります。

○仕事は食うための糧、義務なのか?それを超えた天職なのか?

・一流のビジネスマンは、天職発想を持っています。
 単なる、糧や義務だけではない、これで生きる、これで自分の
 存在意義を世に問う、こう考えています。
・二流や三流のビジネスマンは、仕事を稼ぐための糧、義務と考
 えています。

○勤務時間中の仕事に対する取り組みは?

・二流のビジネスマンも勤務時間中は一生懸命に働いています。
 この部分では一流と同じです。ただ、アフターファイブや週末、
 長期休暇の過ごし方が一流と異なります。

○休みは何のためにあるのか?
・一流のビジネスマンは、備えるための期間・時間と考えています。


長期の休暇は、普段できない充電(インプット)期間と捉え、『緊急でない重要なことを考える時間』として有効活用しています。
また、週末などは、遅れの調整や翌週の仕事の事前準備、体調のメンテナンスなどに充てています。
もちろん、大人としての社会行事などへの対応や休息も必要になります。


考え方が違えば生活習慣が変わる、一流と二流、そして三流の差は、これが原因です。

○「生きるための糧、義務」と考える二流と三流は、勤務時間以
 外に仕事をしたくない、仕事を頭から完全に遮断した生活を送
 ろうとします。

○「生きるための糧、義務」+「天職を通じて自分の存在意義を
 世に問う」と考える一流は、常に天職を考えながら時を過ごし
 ます。

この生活習慣の差が、長い時間を経て、雲泥の実力の差を生み出します。


景気は好転します。

全体の景気は好転します。
ただ、『全体が良くなることは、全員が良くなることを意味しません。』良くなって増えた果実は、まず一流に分配されます。
これが、ビジネスのルールです。
そして、格差がますます広がります。
勝ち組と負け組の差が拡大します。
好む好まざるにかかわらず、これが資本主義です。

ビジネスで勝つためには、一流、せめて一流半の生活習慣を身に付けたいものです。
仕事は天職であるはずです。

札幌の税理士ブログ 慌てて銀行に駆け込む経営から脱却するために ...今年こそ資金に困らない経営を本気で目指しましょう

当事務所では資金調達に関する相談を積極的にお受けしており、これまでも多くの資金調達をサポートして参りました。
しかし、本来は融資を受けられるポテンシャルがあるにも関わらず、融資を見送られたケースもいくつかあります。
原因はどこにあるのでしょうか。

最も大きな要因は準備不足です。
資金調達の成否は平素からの準備状況でほぼ決まります。
融資の面談時に、いくら雄弁に語ったとしても、準備が不足していればうまくいきません。
試合の当日だけ頑張っても通用しないのと同じです。
平素からしっかりと練習を積むことが大切です。
具体的には、下記の準備を行っておくと良いでしょう。


■会計帳簿をリアルタイムにつける。(試算表を作成する。)
決算から一定の期間が経っているにも関わらず、試算表を持たずに融資の相談に行くのは、バットも持たずに試合に行くのと同じです。
試合になりませんので、「次の決算が終わってから相談に来てください。」と体よく断られてしまいます。
最低限の道具は準備しておきましょう。

■会計帳簿を正確につける。
会計が雑になると正確な利益状況を知ることが出来ません。
中途半場な資料を提出することは、金融機関の信頼を大きく損ねる要因になります。
伝票、請求書、領収証などをきちんと整理し、正確に記帳することを心掛けてください。

■金融機関の評価を得られる決算書を作成する。
本来は会社で決算書を作成するのが理想ですが、ほとんどの中小企業は税理士さんに任せています。
その場合、当然のことながら、税理士さんは第一に税務的な目線で決算書を作成します。
しかし、金融機関は税務とは少し違った目線で決算書を分析しますので、財務的な目線も取り入れていないと、金融機関の評価を落とすことがあります。
決算書は、融資審査を行うにあたって最も重要な資料ですが、年に1度しか作成する機会があり
ません。
単に税金の計算が出来れば良いということではなく、今後の資金調達も考慮し、相当のエネルギーを費やして作成する必要があります。


円滑な資金調達を実現するには、やはり常日頃からの準備が大切です。
当事務所では、貴社の財務面の強化をお手伝いするサービスをご用意しております。
今年こそ、資金に困らない経営を本気で目指してみてはいかがでしょうか。

札幌の税理士ブログ 10年前から10年後までの年表を作りましょう ...自社の、自分の人生の総括とこれからの指針

『三年前にはじめて、創意工夫を重ねながら積み上げてきたことが、最近やっと成果をもたらしてきた。』
先日セミナーに登壇されたある社長様のお言葉です。
事業の推移を年表で解説いただきましたが、その年表には、過去数十年の歴史が刻まれていました。

・何かを始めて、なかなかうまくいかないけれどもジタバタしな
 がらものにした。
・時には、腹を決めてやめた。

経営者としての胆力が見えてきました。
まさに、上手く行く経営を実践されておられます。

今日の成功は、昨日の努力の成果ではありません。
今日の成功は、先月の努力の成果でもありません。
成功の定義と度合いによりますが、少なくとも三年程度以上前からの努力の成果です。


成功した結果のみに着目してはいけません。大切なのは成功までのプロセスです。

成功談を学ぶことは大変有益です。ただ、学ぶべきは、その結果ではなくプロセスです。

・成功の陰にある苦労談、あまり触れられませんが察して想像し
 ましょう。
・成功で得られる果実ではなく、成功のために流した汗の量を察
 して想像しましょう。
・成功者の今の姿ではなく、成功するまでの頑張る姿を察して想
 像しましょう。


貴社が、過去から積み上げてきた事柄の進捗はどうですか?

・芽が出てきましたか?
・育てていますか?
・うまく成長していますか?
・改善すべき事を改善できていますか?
・ルーチンの繰り返しになっていませんか?
・放置していませんか?


三年後に向かって、新たに取り組むべきことは何ですか?

・三年後のために、新たな種まきは出来ていますか?
 今日始めるから三年後の果実を手にできます。始めて継続でき
 ない人は、一生涯果実を手にできません。


事業や人生は積み上げです。

・昨日より今日はほんの少し良くなっているように思える。
・先月より今月は少し良くなっているように思える。
・昨年より本年は、ほんの少し良くなっている。
・三年前より本年は、確実に良くなっている。
・十年前と本日では、雲泥の差である。
このような積み上げの事業や人生を目指したいものですね。


決めましょう。トップの仕事です。

・始めることを決めましょう。
・続けること、やり遂げることを決めましょう。
・止めることを決めましょう。


種をまきましょう。トップの仕事です。

優先順位は低いが重要なことこそトップの仕事です。
収穫は現場に任せても、種をまくことはトップにしかできない仕事です。

・三年後の収穫のために、今まくべき種を決めましょう。
・二年後の収穫のために、昨年まいた種を育てましょう。


歴史と未来を整理してみましょう。

・過去十年から、十年後までの事業の、人生の流れを整理してみ
 ましょう。
・いつ、何を始めて、何を続けて、何を止めて、何が収穫できた
 か?
・今、何を継続していて、何を始めようとしているか?何を止め
 ようとしているか?

これこそが、経営の歴史そのものです。大局観で大雑把に作ってください。
自社の、自分の人生の総括とこれからの指針になります。

札幌の税理士ブログ 保証付き融資を2度断られた企業が3度目で融資を受けられた経緯(その2)

・・・その1のつづき

B社は好決算で1期目を終えたにも関わらず、保証協会の融資を断られてしまいました。
当方の説明不足による誤解や勘違いなどにより、思わぬことがNGの理由となっている場合、今後保証協会の利用が難しくなる可能性があります。
何としても理由を探りたいと考え、懇意にしているY信用金庫を通じて再度申し込みを行いました。
結果は同じくNGでしたが、Y信用金庫の担当者からは、「特別大きな問題があるようでは無さそうです。
アパレル業界は苦戦しているところも多く、まだ1期目が終わったばかりなので様子を見ているだけでは。」との見解を得ることができました。

中小企業にとって保証協会は大変重要です。
しかし、保証協会に対しては一般的に金融機関の担当者が案件説明を行いますので、金融機関担当者の情熱やスキルで結果が変わってしまうことがあります。
本件に関しては、決定的なNGの理由がある訳では無い事が分かりましたが、日本政策金融公庫の融資金額も含め、必要となる増加運転資金の根拠や、今後の業績見込みが本当に保証協会に伝わっていたか疑問です。
本件は、金融機関の担当者が本気で協会と交渉すれば、高い確率で保証を受けられる可能性があると感じていたため、保証協会と新規取引を開始するために、まず、プロパー融資を取り付けることにしました。
プロパー融資は金融機関に100%のリスクがあります。
プロパーを出している金融機関から保証を依頼されれば、保証協会は大した理由も無く保証を断るのは難しくなるためです。

複数の金融機関の中から、最も情熱とスキルを持っていると感じられたZ信用金庫の担当者に照準を絞り、これまでの経緯と案件の説明を行いました。
そして、保証協会との取引実績をつくるため、短期でも少額でも良いのでプロパー融資を出して欲しい事をお伝えしました。
Z信金の担当者は当方の申し出を理解し、賛同のうえ前向きに融資の準備を進めました。

Z信用金庫は、A社の業績はもちろん、2期目ながら財務管理体制がしっかりしている点も評価し、4年の長期プロパー融資500万円を実行しました。
その後、Z信用金庫が保証協会に掛け合った結果、ついに500万円の保証がおりました。
最初に断られてから数か月後のことです。

保証協会の審査は、基本的にはどこの金融機関から申し込んでも同じ結果になるはずです。
しかし、本件の場合、同じ決算期であるにも関わらず、X信金とY信金経由では断られ、Z信金で承諾が得られました。
要因は下記にあります。

・NGの理由が業績不振では無かった。
・案件のポイントがしっかりと保証協会の担当者に伝わって
 いなかった。

保証協会は直接交渉が出来ません。
間に入る金融機関の担当者に、いかに一生懸命動いてもらうかがポイントになります。
担当者が説明しやすいよう資料を充実させるのは当然ですが、それでも説明が上手い担当者とそうでない担当者がいます。
そのような場合、プロパー融資の有無が説明を補足する役割を果たします。

保証協会は金融機関から保証を依頼される立場です。
保証協会から見ると、「自分は全くリスクを取らずに保証だけを依頼される融資案件」と「自分でも一定のリスクを取ったうえで保証を依頼される融資案件」は違います。
もちろん後者の方が保証協会も承諾をしやすくなる傾向があります。

一度でも融資を断られた場合、やみくもに再審査を申し込んでも結果は変わりません。
断られた要因を分析し、新しい調達戦略を練り直す必要があります。
しかし、金融機関対応を熟知している企業様は多くないように感じます。
当事務所が貴社の財務部長を代行致します。ご活用ください。

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