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所長の雑感

札幌の税理士ブログ タックマンモデル ...最強のチームを創り上げるための5ステップ

2016.03.14

組織が生まれて、しっかりと機能するためには、次の5つのステップを踏む必要があります。

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1.形成期
  …チームが結成されたばかりの時期
2.混乱期
  …メンバー同士の意見、価値観の相違がぶつかりあう時期
3.統一期
  …メンバー同士が理解し合い、チームの目標やルール、メ
   ンバー個々人の役割が明確になる時期
4.機能期
  …チームの能力が最大限発揮され、成果を出す時期
5.散会期
  …目標が達成されて、チームが解散する時期
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まずメンバー同士が初めて出会い、挨拶や飲み会、ほか社交辞令などを通じて「とにかく仲良くなる」ことを第一目的とする時期があります。
これが形成期です。

その後段々とメンバー相互の個性が分かり始め、考え方の違いなどが明らかになり始めると、衝突が生まれます。「彼の意見には賛同できない」「あの上司の顔はもう見たくない」など喧々諤々、カオスな状態になります。
これが混乱期です。

その混乱が徐々に収束してくると、やがて各メンバーの個性を尊重した役割分担が明確になります。
そしてチームとしての明確な目標や、これだけは絶対に守るべき「鉄の掟(おきて)」が生まれてきます。
進むべき方向が見えてきたので、メンバー全員のベクトルが一致します。
これが統一期です。

ここまできたらしめたもの。チームは「組織」としてフル回転し、目標達成に向けて成果を発揮し始めます。
各メンバーは自らの役割が明確になっているので、高いモチベーションで仕事に臨むことができます。
これが機能期です。

そして目的が達成された時点で、そのチームは役割を終えます。
これが散会期です。


この中で注目すべきは、二つ目の「混乱期」です。

いわゆる「気まずい雰囲気」が充満する時期です。
それはもう誰もが嫌になるほどです。
実際に離脱してしまうメンバーも出てくるでしょう。

そこでリーダーの果たす役割が重要になります。

リーダーは、まず「今は混乱期である」という明確な自覚を持ち、その前提に立ったうえで「今何をすべきか」を全体最適な視点で考える必要があります。

この時期、各メンバーはどうしても「嫌な気持ち」が先に立ち、短期的視点で物事を考えてしまう傾向にあります。
それは現場の生の声でもありますから、よく汲み取るべきでしょう。
しかしその一方で、そのような目先の都合に、長期的なビジョンが踊らされてはなりません。
あくまでも「何が全体最適なのか」をしっかりと認識したうえで決断する必要があります。

混乱期におけるリーダーの役割は、

・メンバー同士の不和をまとめる「調整役」に徹すること
・しかし決してブレないこと
 (初心を忘れず、絶対に諦めないこと)
・ブレない想いをメンバーに伝え続けること

に尽きるのではないかと思います。

とにかく、この試練を乗り切れば、チームは機能し始めるのです。
明るい希望が先にあることを忘れずに、気を強く持ちましょう。
そして、それをメンバー全員と共有するよう努めましょう。


誰もがこう考えるでしょう。

「そんな嫌な混乱期をすっとばして、いきなり統一期に入ることができる都合の良いテクニックは無いものか」

と。

そのようなプロセスも有り得るでしょう。
しかし、それでチームは本当に一枚岩になるでしょうか。
結局誰もが本音を語らず馴れ合い状態になってしまうのではないでしょうか。
そんなチームが最高の成果を発揮することができるのでしょうか。

人間個人にも「第一次反抗期」「第二次反抗期」というものがあります。
親にとっても辛いものですし、反抗期の子自身もモヤモヤして辛いものです。
しかし一個の人間として自我を確立するためには、反抗期が必要です。
これは通過儀礼です。

最強のチームを創り上げるためには、混乱期を乗り越えなければなりません。
少なくともチームリーダーは「これは通過儀礼である」と思いましょう。

本当に辛いです。
何度も心が折れます。
しかし、雪の解けない冬はありません。



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